2019年05月25日
ご禁制品… ではない。

画像はご禁制品ではないガーバーマーク2タイプのダミーナイフ(樹脂製)です。
セレーションの無いアーリーモデルを再現してあります。刻印はありません。
予告通り春には完成していたのですが、ブレードの塗装(金属の表現)に納得が行かず出品を保留にしてあります。
出品を保留にしている理由は塗装だけではありません。
品物を世に出すと必ず付きまとう問題ではありますが、「出品されたら入手して即コピー作る。」と宣言している者がいるらしく、オークション以外の販売方法や過去にオークションで老人製ガーバーマーク2タイプシースを購入された方のみに販売を限定する案も併せて検討中です。
現在当方が置かれている状況を勘案すると、このままお蔵入りになってしまう可能性も十分あり得ます。
それなりに名のあるナイフであれば、何種類もの3Dデータが世の中に氾濫しているのに何故敢えて老人製をコピーしたいのか?それはそれらの3Dデータを再現した物よりも老人製の方が実物のサイズや実物のイメージに近いと考えているからに他なりません。
逆に老人製をスキャンして製作したデータを実物の3Dデータとして販売しようと考えているのかも知れません。

老人製を実物からの採寸コピーと考えている方もいるようですが、過去記事でも述べている通りナイフシースに関しても全てのシースを所有している訳では無く、ボタンやリベットなど基準となる物から各部の寸法を割り出して試作を繰り返し完成度を高めて製品化しています。
ちなみに白黒写真をカラーにする技術も基準となる色が一つ分かれば白黒の濃淡で全ての色が割り出せます。それと同じ理論です。
この方法だと実物を所有する必要も実物から採寸する必要もありません。
特殊な能力でも何でも無く、昔から存在する古典的な手法で普通の人間なら誰にでも出来る事です。
余り多くは語りませんが、どうやらこの界隈には老人に物作りを続けられると都合の悪い方が複数おられるようです。
当人達の一連の行動を見て彼らの行動の裏にどういう意図目的や本性が隠されているのか読み解ける方は少ないでしょう。
自分達の言動を大人げないとは思わないのでしょうか? 彼らの品格や人間性を疑います。
哀れな彼らにこの言葉を捧げよう。
「敬虔な振る舞いをし、偽善的な振る舞いで悪魔の本性を砂糖の衣で包むのは世間ではよくある事だ。」(ハムレット第三幕場面一より)
残念な事ですが、この世界ではそういう人達が支持されているのが現実です。
世の中は潰し合いです。我々は虚栄心や才能への嫉妬、恨み、怨念が渦巻く世界に生きている事を強烈に認識しなくてはならない。
自分以外の何者も信用してはなりません。