楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2019年03月31日
ワイヤーフックは2.6円で作れますけど、何か?



WW2~ナム戦装備には欠かせないワイヤーフックですが、スライドキーパー(アリスクリップ)が採用されたナム戦以降はバヨネットのスキャバードやヒップホルスターなど限定的な使用に留まり、2000年代に入ると米軍装備にその姿を見ることはほぼ無くなりました。
装備が更新されると補修パーツなどのストックも放出され、最近は入手困難になっています。
レプリカも680円程度で販売されていますが、WW2~90年代装備までとワイヤーフックがカバーする年代は広くレプリカも入手困難なのが現状です。

ところがワイヤーフックは簡単に安く作れるんですね。
用意したのは3mmの真鍮線です。
グレネードピンの時と同様、厳密には実物と線径が異なりますが代用品としては十分だと思います。

真鍮線を必要な長さにカットして曲げる部分をマーキングします。
何本か作る場合は画像のように簡単なジグを製作してジグに合わせてマーキングすると作業がはかどります。
ジグ両端の数字の枠内は寸法確認用です。

先ずはフックのヘアピン部分をベンダーで曲げます。
ベンダーが無い方は工夫して曲げて下さい。

次にヘアピン部分に角度をつけて曲げます。角度は実物を参考にすると良いでしょう。

ピストルベルトに取り付けて不具合がないかチェックします。

不具合が泣ければ断面をグラインダーやヤスリで整えて黒染めをすれば完成です。
※製作した物だと分かるように敢えてマーキングの上から黒染めしています。


米軍ワイヤーフックに使われている素材や仕上げは様々です。
素地の真鍮や素地のスチールも存在しますから、黒染め処理やペイントは好みで良いと思います。


今回は1m280円の真鍮線を使ったので、1個当たりのコストは約46円となります。
グレネードピンの製作に使用しているなまし番線を使えば1個当たり約2.6円となり、黒染めの手間も省けます。
ちなみに当記事冒頭の画像がなまし番線を使用して製作した物です。
レプリカが約680円ですから、約261分の1の費用で作る事が出来ます。
つまり、同じ金額で261個作れるという意味です。
原価2.6円を1個680円で売れば677円の利益です。無知ほど恐ろしいものはありません。

黙っていて677円儲けた方が賢いのかも知れませんが、別に勿体をつけて隠すほどの内容や技術でもありませんし、自分の気に入った者にだけ物品や技術、情報を提供し続けた結果、身内の装備や知識だけがどんどん充実して行き、初心者との格差が生まれるのはどうかと思います。
物品や情報を一番必要としているのは初心者なのですから。
老人は『同好の志で広く分かち合えば良い』という考え方です。
だから、派閥内や特定の人に向けてでは無く、オークションで誰でも購入出来るようにしているのです。
老人は大した能力も無いのに偉そうにしている人間と「大御所。神様。」と媚びを売る金魚の糞が大嫌いです。
ゲームでも「お手柔らかに。」なんて萎縮せず、本当に神なのか完膚なきまでに叩きのめしてやれば良い。
化けの皮が剥がれてごく普通の人間だと分かるはずです。
そんな人間に遠慮をしたり、華を持たせてやる必要など無いのです。

物作りが苦手な方や製作する時間が無い方にとっては実物や市販のレプリカを買うことも一つの選択肢でしょう。
針金を曲げた物に幾ら払うかは購入者の自由です。
針金を曲げた物だと分かっていて購入する方を老人は止めはしません。どうぞ曲げた針金をお買い求め下さい。
資本主義の社会構造に於いて消費することは労働者の役割とも言えます。
生産性を持つ一握りの資本家(支配階級)の利益の為に生産性を持たない大多数の労働者が労働力を提供し、消費するのが資本主義社会の根幹です。
何も支配階級のブルジョアを喜ばせる必要はありません。
ショップの「ありがとうございました。」なんてうわべだけの決まり文句なんですから。
心の底からでは無い定型句の「ありがとう。」なんて何の価値も無い!言わない方がマシ。気分が悪くなるだけです。
節約出来る部分は節約して他の装備の購入費用に当てた方が良いに決まってる。老人はそう思います。