2023年05月04日
CORCORANジャンプブーツ出品!
終活処分品としてCORCORANジャンプブーツを出品しました! 先日出品していた物とは別個体となります。
ご落札ありがとうございました。
大型商品につき送別にすると送料が高額になる地域がある事から送料込みのスタート価格にしてあります。
※オークションのシステム上、配達時間は出品者サイドでは設定出来ません。落札者様サイドでお願い致します。
時間指定もオークションの画面内で完結出来ます。
WWⅡ~1950年代初頭まで支給品であったジャンプブーツですが、1960年代頃から戦闘用ブーツが空挺ブーツを兼ねるようになった為、兵士が私費購入するタイプのブーツとなっています。
私費購入するタイプのブーツとしては戦車兵用のタンカースブーツが広く知られています。
こちらのブーツも当部隊のOB隊員から持ち込まれた物となります。
CORCORANのジャンプブーツは『世界一美しいブーツ』と称されるほど綺麗なシルエットで人々を魅了し、ジャンプブーツの中でも圧倒的知名度を誇る人気ブランドとなっています。
ジャンプブーツは元々セミドレスブーツを原型としていますので、テカテカの鏡面に磨き上げるも良し、艶が引くまでワイルドに使い込むも良し。
WWⅡ米軍ジャンプブーツから採用されている伝統的なメダリオン付きのキャップトゥを装備。
空挺靴なのでスチールトゥは装備されていません。
ジャンプブーツはパラシュート降下による着地の衝撃を和らげる為、他のコンバットブーツよりもバンプ(爪先)が広く日本人の足にも合いやすいのが特徴です。
履きやすいので普段使いにも重宝します。
何度も言いますが、通常スチールトゥ仕様が支給されるのは日常的に砲弾などの重量物を扱う砲兵や戦車兵などの機械化部隊、甲板作業員、整備兵、航空機の搭乗員などです。
歩兵が敢えてスチールトゥ仕様を使用している場合はスチールトゥを必要とする何らかの理由で自費調達したイレギュラーケースと考えて良いと思います。
スチールトゥのブーツは重く動きが鈍ったり、行軍するだけでも疲労が蓄積されるのでフットワークが重視される歩兵に支給されることはありません。
まるで念仏のように「スチールトゥ。スチールトゥ。」なんて言っている奴はサバゲーや軽めのハイキングすらしたことが無いのでしょう。
半芯通しに近い芯染めと思われますが確証はありません。
タンのラベルに兵士の名前か社会保障番号が書かれていたのか放出時にマジックで塗り潰されています。
ちなみに上質な茶芯革が使われた推定70年代のCORCORANをベースにスタッズベルトなどで有名なHTCがサイドファスナー仕様にカスタムしたジャンプブーツも同時出品しております。
HTCカスタムジャンプブーツの詳細は過去記事『HTCジャンプブーツ出品!』をご覧下さい。
旧ロゴの赤文字白タグで推定80~90年代の個体だと思われます。
サイズ表記のは11D(約29cm標準幅)で平均的な日本人の足だと28~28.5cmの方向けのサイズです。
僕の経験上、DワイズやRワイズであればハーフサイズ~ワンサイズ上げることで極端な甲高幅広でも無い限り、殆んどの方が履く事が出来ます。
よくNワイズやXNワイズのブーツを結構な値段で購入している方をお見掛けしますが、観賞用や資料としてのコレクション目的なら未だしも2~3サイズアップしないとマトモに履けないと思います。
おおよそのサイズ(平置き外寸、シューズの場合はアウトソール)
全長 約32.5cm
全幅 約11cm
ブーツ丈(履き口~ヒールの底まで) 約28cm
ソールはグッドイヤーウエルト工法のセパレートソールでオールソールの張り替えが可能な豪華な作りです。
ヒールにはCORCORANの頭文字である『C』が確認出来ます。
CORCORANのジャンプブーツは映画などメディアへの露出も多く、ミリタリーフリークは勿論、ミュージシャンやバイカーからも人気が高いブーツとなっております。
お探しだった方はこの機会にお求め下さい。
当部隊のOB隊員から預かった大量の終活処分品も分別整理出来ず、カビ対策など管理の大変なブーツ類から順に出品しているような状態です。
殆んどの購入者様がミリブロからアクセスしてくれているようですが、記事にせず出品するケースもありますのでオークションはマメにチェックして下さい。
その他老人のオークションは→こちらからどうぞ。
お陰様で
ミリブロ全国総合ランキング92位
ナイフカテゴリー2位
アウトドアカテゴリー3位
地域別カテゴリー3位 を獲得することが出来ました。(2023年5月4日現在)
いつもご愛読頂きありがとうございます。