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老人ナイフ
老人ナイフ
何処にでもいる普通の老人です。

2020年08月23日

値下げしないという選択

値上げ


予告通り、値上げ第一弾としてレギュラー版の米軍パイロットサバイバルナイフ用シースを出品しました! 

オークションは→こちらからどうぞ。

ご落札ありがとうございました。頭の良い方は買うべきか買わざるべきかとウジウジ考えずサクッと入札して安く買っています。

以前のスタート価格6900円から100円値上げして7000円スタートとしております。

「大幅値上げが100円アップ?」 これには理由があるので後述します。


パイロットナイフ


以前から「値上げをする。」と言っては社会情勢を考慮し、長期間お値段据え置きで提供させて頂いたり更にお求め易い価格設定の廉価版を製作出品してみたりしましたが、大半の皆様は必ずしも安い物を求めておられないようなので遠慮なく全品1000円の値上げをさせて頂きます。

しかし、安い物を求めている方もごく少数おられますので、いきなり値上げはせず段階的にスタート価格を引き上げていく方式を採用します。


パイロットナイフ


つまり、新規に製作した物に関しては落札されて再出品するごとに数百円ずつ値上げをして行きます。

上げ幅が幾らになるかは分かりません。次回900円アップして7900円というパターンもあり得ます。

上げ幅を公開すると競り合わなくなりますから、上げ幅が定額かランダムかも非公開とさせて頂きます。


パイロットナイフ


それは1円でも安い物を求めておられる方に「絶対に値下げはしない。」という強いメッセージを送り、老人オークションで値下げを待つ行為自体が『無意味』であると認識してもらう必要があるからです。

待てば必ず物の値段が安くなるのが社会の常識になれば、消費者の購買意欲を削ぎ、物が適正な値段で売れなくなってしまいます。 

そんな出品の仕方を繰り返している出品者は自分で自分の首を絞めている愚か者としか言いようがありません。

ウォッチリストに入れて買わずに待ってさえいれば、出品者が痺れを切らせて値下げすることが消費者に先読みされているのです。
出品者は消費者に思考をコントロールされている事に気付かないのでしょうか?

時には断固として値下げをしない『不退転の精神』が必要です。 詳しくは過去記事→『消費者は値下げに鈍感』をご覧下さい。


上から目線


たまに「メルカリにも出品して下さい。」や「限界まで値下げしてくれたら購入を検討してあげても良いです。」などと上から目線で質問欄に投稿してくる輩がおりますが、「値下げ!値下げ!」と鬱陶しい人が多そうなメルカリには絶対に出品しません。

結局の所、上から目線のくせに値切るという事は、ろくに働きもせず僅か数千円の金すら手元に無い輩なのだと思います。
百円値切る奴に聞きたい。お前にとって百円の違いって何なの?クーポン使えば良い話でしょ。

そんな奴の相手など馬鹿らしくてしていられません。

ちなみに老人オークションでは質問行為自体がBL登録となります。質問があっても一切回答しません。
マナーの悪い輩や理解力の無い者はどんどん切り捨てます。


廉価版
実物


それに老人がお求め易い廉価版を製作提案しましても未完成品のような認識を持たれて、床処理やオイルアップをした物を望まれたのは高級志向な皆様の方でございます。

老人はそれに応えて床やコバの処理、オイルアップをした物を値上げと言うよりは『適正価格』で出品したに過ぎません。

本来、実物シースはキナリの状態で軍に納入されていました。廉価版はそれを忠実に再現してあります。

現存する実物は例え未使用品であっても経年変化によりエイジングが進んでおり、必ずしも新品シースの革の状態や色を保っているとは限りません。


パイロットナイフ


ほとんどの方がオークションなどで使い込まれてボロボロになった中古品ばかり見ているので、そのイメージが先行してしまい軍納品当時の状態を知らない方が余りにも多すぎるのです。

「ボロボロに朽ちた物が米軍パイロットサバイバルナイフである。」と視覚的に刷り込まれているから、老人製が異質で異形な物に見えているのでしょう。

この業界には朽ち果ててボロボロになった物をまるで神のように崇める妙な信仰をお持ちの方が多数おられます。

完成品を袋から出すこと以外は何も出来ない無知で不器用な方とボロボロな物を好む変り者が多いのは良く分かりました。
廉価版が実物を忠実にでも床処理やオイルアップをして出品するのは仕方ない事なのかもしれません。

ちなみにボロボロになったシースの部分的なリペアは不可能です。結局、大枚はたいて当時物を買っても新規製作となります。


ガーバーマーク2


ちなみにガーバーマーク2用のシースを例に取りますと海外では社外品でも110ドル(約12000円)+送料といった所です。

通関時に革製品という事で8~16%の関税が掛けられると現実的な値段では無くなるでしょう。

個人輸入をした際に掛かる総費用の半額程度にスタート価格を設定している老人製が法外な値段だとは思えません。

詳しくは→過去記事をご覧下さい。


パイロットナイフ


オークション形式なので必ず次回の出品物よりも安く買えるとは限りませんが、1円でも安く買いたい方はオークションを見送らずに入札した方が安く買える可能性があります。

オークションは時の運ですから、あくまでも可能性です。

その他老人のオークションは→こちらからどうぞ。





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