2020年02月08日
最初期型も再製作しました!

ガーバーマーク2タイプシース最初期型もヌメサドルで再製作しました! 出品物の詳細はオークションページをご覧下さい。
ご落札ありがとうございました。
過去記事『最初期モデルを再現!』も参考にして下さい。


最初期のシースは補強がリベットでは無く大戦型MCナイフシースのようなホチキス留めでした。
最初期型シースの現存数は少なく、恐らくブレードの角度が廃止された1968年辺りを境にリベット留めに更新されたと思われます。

老人製シースもホチキス留めを再現してあります。
ホチキス留めがチープに見える為に日本では敬遠されがちな最初期型シースですが、資料によると1967年に生産されたガーバーマーク2の1stロット2747本は全て米軍に納入され、その大半がベトナムに送られたそうです。
1968年以前にベトナムに送られたシースは最初期型だったと考えて良いと思います。

つまり厳密に時代考証を考えるのであれば、1967~1968年の設定で装備を組む際は最初期型シースでなくてはなりません。
雰囲気重視なら後年のリベット留めやベルトが右留めになったタイプ、1970年頃からのヘチマ型シースでも良いと思います。

購入可能なレプリカとして最初期型シースをモデルアップした例は国内外でも老人製が最初でしょう。
その他老人のオークションは→こちらからどうぞ。
Posted by 老人ナイフ at 20:53
│ガーバーマーク2用シース│オークション