2019年05月31日
その質問待った!

オークションの注意事項でもご案内しておりますが、注意事項もろくに読まずに入札をしてくる新規IDと質問をしてくる方が後を絶えないのでご案内させて頂きます。
⑥個人情報入手目的の落札が多い為、新規ID、評価マイナス、評価一桁の入落札は全削除の上、ブラックリストに登録します。
悪評価多IDの入落札も評価内容により削除の上、ブラックリストに登録します。
(※質問欄から購入意思を伝えても削除の上、ブラックリストに登録します。)
⑦商品情報は当方が知りうる範囲で全てオークションに記載しております。いかなる質問もご遠慮下さい。
入札の取り消し依頼も受付ません。
(※質問者と入札取り消し依頼者はブラックリストに登録します。)

この所、得体の知れない新規IDからの入札による執拗な攻撃を受けています。
BLとフォローリストに登録して長期的に監視していますが、その後取引の形跡は一切無く、個人情報入手が目的の捨てIDだった可能性を窺い知る事が出来ます。
質問の件に関しては→過去記事に詳しい説明があります。
質問に回答をすると当該オークションに質問の履歴が120日間残ります。履歴を残したくない出品者もいるのです。
※質問への回答は出品者の義務ではありません。質問に回答するしないはオークション運営が全ての利用者に認めた権利であり、あくまでも出品者の自由意思です。

今のご時世、インターネットが使える環境と住所さえ分かればGoogleマップのストリートビューから住居の外観が誰でも自由に見られます。
住居の外観から富裕層であるのか、その暮らしぶりやガレージが住居に隣接していれば乗っているクルマの車種まで手に取るように分かります。
家財などから家族構成まで予想することが可能です。
例えば軒先にベビーカーや三輪車があれば小さいお子さんがいるとか、玄関先の傘立てに女性用の傘があれば女性が住んでるとか、犬小屋があれば犬を飼っているとか、大まかな見当はつきます。
Googleによりモザイク処理がされていても、それが誰が見てもベビーカーや三輪車と分かるようであればモザイクは何の意味も成しません。

Facebookを利用していれば人名検索から誕生日や出身校、職業、交友関係、趣味などの情報が垂れ流しです。
家族間や恋人同士の相互フォローもやめましょう。
家族構成や家族と同居であるのか、恋人の顔や名前、食べ物や服の好みさえも全て丸分かりです。
子供や恋人、ペットの名前をパスワードにしている人は、SNSの投稿からパスワードを推測されアカウントを乗っ取られる可能性もあります。
SNSでの愛車紹介や「小さな子供がいる。」「年頃の娘がいる。」などと何でもかんでもインターネット上に載せる無用心な者の多いこと。
特にハイエースやハーレーには専門の窃盗団が存在します。
匿名でTwitterやInstagramを利用していてもそれらSNSの情報と新規IDを悪用して取得した相手の住所氏名、ストリートビューの画像を照合することで情報の精度をどんどん高めて行く事が可能です。

更にTwitterで「今日から○日間の予定で旅行に行きます。」とライブな報告。
空き巣に入ってくれと言わんばかりに留守を公言しているようなものです。
犯罪者や犯罪者予備軍に対して自ら情報を提供している事に何故気が付かないのでしょう?
それは『SNS依存』という精神疾患の一種です。
貴方の健康の為にも一日も早く病気である事を自覚して早めに専門医の診察を受けましょう。
貴方の愛車は盗難に遭わないでしょうか?お子さんは五体満足な姿で今日も無事に帰宅するでしょうか?
残念ながら、それらを保証するものは何もありません。
昨今の犯罪の傾向を考えると毎回子供を送り出す際は「これが今生の別れになるかも知れない。」と覚悟しなくてはなりません。
そういう時代なのです。

IDのタグつけをされたら最後、『このオークションID=Twitterの○○と同一人物=誰々(本名)』と個人情報が名簿のようにネット上で拡散してしまいます。
TwitterやInstagramが匿名性の高い安全なツールだと思い込んでいること自体が大きな過ちです。
この世に完璧なセキュリティやプライバシーなど存在しません。
本人が注意して画像をモザイク処理をしていてもフォロワーの投稿では未修正画像が投稿されていたりは日常茶飯事。
取り巻きのSNSから何とでも切り崩して行ける。
他人と関わるとは、そういうリスクも負うという意味なのを全く理解していない方が非常に多い。
不用意に得体の知れない者に住所や氏名などの個人情報を明かすのは非常に危険な行為なのです。
1人が知れば何億人という人が貴方の個人情報を知っていると考えなくてはなりません。
老人が他人との接触を避けたり、新規IDの入札をお断りしているのはそれが理由です。

これは老人のオークションに限った問題では無く、全ての出品者共通の懸案事項です。
ここまで悪質となると出品者の任意で新規IDの入札をブロックする機能のリリースは必要不可欠と考えます。
更に不正に取得した別名義(家族など)の新規IDで自身のオークションに入札する『吊り上げ行為』も横行している事から、新規の入札を受け付けない事を明言していると他のオークション利用者も安心して入札することが出来ます。
買い手の権利のみが声高に叫ばれますが、逆に売り手が買い手を選ぶ権利もあるはずです。
こういう思い切った改革が出来ないからオークションから出品者が減り続けているのです。
出品者が減れば入札者が減る。
オークション運営の主な収入源が出品者からの落札手数料であることをオークション運営はお忘れのようです。

純粋にオークションを始めた新規の方は評価二桁まではオークションストアなどと取引を重ねて、ある程度取引の実績をつけてから個人出品者のオークションに入札される事を強くオススメ致します。
入札の削除やBL登録だけで済めばまだ良い方ですが、専門のサイトに要注意IDとして登録されれば情報を共有する他の出品者もBL登録をして当該新規IDのオークション生命はほぼ終わってしまいます。要するに多くのオークションで入札が出来なくなります。
オークションはメルカリやラクマと違って歴史が長いですから、それなりに経験を積んだ自衛意識の高い出品者が多いのが特徴です。
メルカリやラクマと同じ感覚での取引は考えない方が身の為です。
Posted by 老人ナイフ at 22:21
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