2019年05月27日
オークションからの攻撃

オークションから出品者を攻撃する方法は複数存在します。
殆どの場合、出品者を攻撃する理由は個人的な怨みや商売絡みによるものと考えられます。今回は評価からの攻撃を取り上げたいと思います。

評価からの攻撃は出品者の評価を下げる事により行います。
その方法とは新規の捨てIDで攻撃対象の出品者の出品物を落札し、一切取引に関する行動を取らずに一方的に非常に悪い評価を送りつけるというもの。
評価は取引が完了していない取引の途中でも可能な為、落札さえすれば評価自体は可能となります。
悪質な例になると「直ぐに支払いをしたのに商品を発送してくれません。」などと、さも自分は正常に取引を行っているかのような評価コメントを送りつけて来ます。
現在のオークション機能には入札者認証制限と入札者評価制限の機能しか無く、新規の入札をブロックする機能はありません。
この盲点を利用して出品者への攻撃が可能です。オークションシステムの欠陥とも言える部分です。

つまり、出品者には新規IDによる攻撃を防ぐ手立ては一切ありません。一切壁の無い無防備な状態です。
出品者に許された唯一の反撃は評価欄の返信コメントで「落札後に一方的に非常に悪い評価をつけられました。支払いの事実もありません。」などと取引の状況を説明するぐらいしか無く、落札者に非常に悪い評価を返した所で最初から捨てIDなのですから、落札者はノーダメージで痛くも痒くもありません。
この評価による攻撃が意図的なものであっても他のオークション利用者は評価レベルと評価の数だけで判断する人が大半で評価のコメント内容まで見て判断する方は少ないでしょう。
評価の低下は入札の低下に直結します。それが狙いです。

このような攻撃が頻繁に行われている事実を踏まえて複数のオークション利用者が運営に対し新規IDの入札をブロックする機能の新設を要望していますが、運営は「広くオークションを利用して頂く為。」という名目で被害者やオークション利用者の声を黙殺しているのが現状です。
人間どこで怨みを買うかも知れないので、とにかく他人との必要以上の接触は避ける。相互干渉をしない事が最も重要です。
Posted by 老人ナイフ at 19:56
│老人のオークション処世術