2022年12月07日
米軍ジャングルブーツ出品！
終活処分品として米軍ジャングルブーツを出品しました！悪戯入札に伴う再出品となります。
ご落札ありがとうございました。
大型商品の為、宅急便(匿名発送)での発送となります。
※オークションのシステム上、配達日時は出品者サイドでは設定出来ません。日時指定は落札者様サイドで入力時にお願いします。
出品物は当部隊のOB隊員からこのような袋入りの状態で持ち込まれた物となります。
本当はこのまま未開封の状態で誰かにお譲り出来るのが理想的だと思いますが、直接商品を見る事が出来ないオークションではそういう訳にも参りませんので撮影の為に開封して靴紐を通してあります。
白癬菌(水虫)への感染リスクが高い中古品を避けている方にもオススメ出来る商品です。
ご覧の通り当時の説明書が付属します。説明書については後述します。
当時物としては状態の良い部類に入ろうかと存じます。
※海外製品の為、最初から傷や擦れなどはございます。
未使用なのでソールの減りもありません。中古品では欠損している事が多いドレンホールの金具も健在です。
ファブリック部分にスタンプなどは確認出来ず、ブーツ内部にサイズと中国製を示す箔押しがありました。
但し、近年に生産されたレプリカでは無く、韓国製レプリカが完全に日本の市場から消滅した1990年代初頭から台頭してきた中国製の古い個体です。
欧米9R(約27cm標準幅)なので平均的な日本人の足であれば26～26.5cmの方向けのサイズです。
おおよそのサイズ(平置き外寸、シューズの場合はアウトソール)
全長 約29cm
全幅 約10cm
ブーツ丈(履き口～ヒールの底まで) 約23cm
ちなみに韓国製レプリカのサイズも同じ位置に箔押しで表記されていました。出品物は韓国製の作りを踏襲していると言えます。
これは推測の域を出ませんが、ごく初期の中国製は米軍実物を雛型にしたと言うよりは出来の良かった韓国製を雛型に製作された可能性が高いと考えています。
1990年代と言えば世界の工場として中国が躍進してきた時期と重なります。
例えばジャングルブーツのレプリカを生産していた韓国のメーカーが中国に生産拠点を移したとか、当時の状況を振り返って考えると十分有り得る話です。
ジャングルブーツレプリカに限らず1980年代頃までの輸入品は韓国か台湾、香港が主流で意外と中国製品は少なかったのです。
1980年代に広く流通し、高品質で人気の高かった韓国製レプリカとの比較
韓国製と出品物は艶が強いのに対し、各社現行レプリカは総じてマットな質感です。
これは使用者で好みの別れる所ですが米軍実物も支給時はテカテカである事から、艶有の方が実物のイメージには近いと言えるでしょう。
某社現行レプリカとの比較
近年のタクティカルブーツの影響なのか現行レプリカのノーズは短くバンプは丸くぼってりとしています。
ブーツ丈も短く、僅か数センチでも見た目に与える影響は少なくありません。
シャフトも実物よりかなり太い為、細身の方だと靴紐を目一杯締め込んでもシャフトとソックスの間に隙間が出来てしまいます。
もしかするとタクティカルブーツ用の木型を流用して生産されているのかも知れません。
現行レプリカがゴム長靴のように全体的にずんぐりとした作りなのは「メタボなオサーンでもサンダルやスリッパ感覚で楽に履けますよ！」と高齢者やサンデーキャンパー、タウンカジュアルなどのライトユーザーをメインターゲットとしたメーカーの意向を反映した結果なのでしょうか？
正直、現役バリバリでゲームに参加している層はジャングルブーツにそんな「ブーツなのにスニーカー感覚。」「下駄代わりに履けるよー！」的なカジュアルなアレンジは望んでいない。
ナム戦界隈でしたら中堅層は50代で初老のオッサンですし、年長者に至っては軽く75歳越えの後期高齢者です。
余り知られていない事ですが、中年の定義は二十歳から。老人は50歳からです。
大枚はたいてナム戦装備を揃えた若者も殆んどの方が定着せず数ヶ月や数年で装備をフリマサイトやオークションで丸ごと処分して辞めて行きます。
昔と違って趣味も多様化しているのでナム戦という狭いカテゴリーやミリタリーに固執する若者は少なく、過去の栄光にしがみついて生きている年寄りよりも見切りの判断や頭の切り替えは素早いです。
最早ナム戦イベントは年寄りが互いの生存を確かめ合い「○ヵ月入院していた。」「○○の手術をした。」などと自らの病気自慢をする病院の待合室や老人会の様相を呈しています。
履き物も靴紐でギュウギュウ締め付けるタイプの物よりは、深夜のテレビショッピングや新聞広告などで紹介されているシニア向けの楽な物を選びたくなる年齢であることは疑いようがありません。
現行レプリカはそうしたシニア層のニーズには合っているのでしょう。イベントには参加してもガチなサバゲーには参加しないのですから…
米軍実物との比較
個人的には現行レプリカよりも出品物の方が米軍実物の雰囲気に近いと思います。
売り手側が「あーだこーだ。」と私見を述べても何の判断材料になりませんので、このように客観的にご判断頂ける画像を添付するのは現物を見て買う事が出来ないオークションでは重要だと考えます。
オークション終了後もジャングルブーツについて調べておられる方の資料にもなりますし、編集が面倒でも手間は惜しめません。
支給時の米軍実物ジャングルブーツに付属している説明書を模した説明書が付属します。
韓国製レプリカにも同じような説明書が付属していました。
中国製もごく初期の製品には付属していましたが、コストダウンなのか後の製品には付属しなくなりました。
書かれている内容を実物と比較してみるのも面白いと思います。説明書はブーツに同梱して発送します。
ジャングルブーツは90年代まで熱帯地帯や砂漠地帯に展開する米軍で普通に使われていましたから、ナム戦装備はもちろん、LC装備にもオススメです。
LCリーフはベトナム従軍を経験したベテラン兵の玄人っぽい感じがして良いですね。映画『今そこにある危機』のウィレム・デフォーを思い出します。
最近はグレナダ侵攻辺りの米軍装備の人気が高まって来ているようです。
出品用とブログの原稿を書くだけでも面倒なのでなかなか出品出来ていないのですが、チームのクラブハウスでOB隊員から大量の終活品を預かっています。
老人ナイフの前身はサバイバルゲーム創成期から存在する古いチームの為、殆んどが昭和や平成のアイテムで今となっては希少な物も多数含まれています。
それらOB隊員の終活品も追々出品して行きます。
その他老人のオークションは→こちらからどうぞ。
日本全体が空前の不景気なのは理解出来ますが、数千円を支払う能力が無い方やスムーズな受け取り連絡が出来ない方が多すぎます。
老人オークションでも取引をした約8割の方をBL登録にせざるを得ず、リピーターが極端に少ないのはその為です。
出品者の中には何らかの問題があると判断したIDを専門サイトで他の出品者と情報を共有している方も多いようです。
過去に一度も取引の無かった出品者の出品物に入札出来ない場合は出品者同士の情報共有で要注意IDとして事前にBL登録されているからです。
「質問や入札をしない限り過去の悪評は分からない。」では無く、出品者は要注意IDが過去にどのような取引をしてきたのか、どんなカテゴリーの商品を購入しているのか専門サイトを介して全て事前に知っています。
悪評サイトにIDが掲載されれば情報は一気に拡散します。そうなれば入札出来ないオークションが増えてそのIDは終わったも同然です。
他社フリマサイトやSNSで出品物画像を使い回ししているような方はあっという間に他社フリマIDやSNSも特定され紐付けが行われます。
SNSが特定されれば投稿内容から性別や容姿、住居の外内観から住所、家族構成、ペットや恋人の名前、立ち回り先や交友関係、職業や勤め先、子供の通っている保育園や学校名、乗っている車やバイクの車種とその保管場所、趣味や性癖、病歴や服薬している薬の種類、愛読書や好きな映画、購入した商品や日々の食事の内容、現在在宅であるか否かまで、ありとあらゆる情報が入手出来ます。
全て貴方自らが誰でも自由に閲覧可能なSNSを介して発信していることです。
特にLEXUSやハイエース、ハーレーは専門の窃盗団が存在するらしいです。
投稿された内容や画像の位置情報から実動班が当該車両を尾行して保管場所を特定、合わせて所有者の生活パターンも分析します。
所有者が知らない間にクルマにGPSが装着されている場合もありますので、定期的にクルマをリフトアップして異物が装着されていないか念入りに点検される事を強くお勧めします。
リア充アピールも結構ですがくれぐれもご用心下さい。
顔が判別出来ないように画像に加工をしていても関連先や別人の投稿では全く同じ画像がモザイク無しで掲載されているケースも多く、画像を共有している全ての人と意思統一をしていないと本人が気を付けていても何の意味もありません。
いきなり本丸に攻め込めなくても誰かと繋がっている限り、友人知人のアカウントから「最近始めた右も左も分からない者です。色々と教えて下さい。」などと言って、いくらでも外堀から切り崩して行ける。
貴方のコミュニティ内に情報をリークする者がいるかもしれません。匿名取引だから取引相手が貴方の事を何も知らないなんて勝手な思い込みです。
他人と関わって生きて行くとは、そういうリスクを負うという意味です。僕は誰とも話しませんし、他人を一切信用していません。
回り回って自分に返ってくる事なので悪戯入札は勿論の事、良い印象、悪い印象も含めて出品者の記憶に残るような特異な行動は止めましょう。
入札出来ないからといってその腹いせに虚偽の違反申告をするなど愚の骨頂です。
オークションに限らず物品の売買というのは品物と金銭の交換という実にシンプルな行動であり、出品者、購入者双方の人柄や社会性は殆んど関係ありません。
如何にスムーズに品物と金銭が交換されるか、それに尽きます。
人間味の無い無味乾燥な対応と思われるでしょうが、海外との取引の経験がある方には僕の言いたい事が何となく分かると思います。
無駄を徹底的に排除し、感情も表に出さない『ドライな対応』国際的にはそれが取引の常識なのです。
「細かい事を気にする日本人とは取引をしたくない。」と考えている海外のSELLERはとても多いです。
貴方はコンビニで「この人は旦那の稼ぎが悪いからパートに出ているのかな？」「旦那と不仲ならワンチャンあるかな？」などとパートのオバサンの人となりが気になったり、意味の無い世間話を希望されるのですか？
百歩譲って頭の中でそう考えていたとしても実際にはパートのオバサンと一言も交わす事は無いでしょう。
もっと極端な例を挙げるならば貴方は自販機を利用する際に自販機に対して話し掛けますか？ 何も話さないそれが普通です。
他の出品者や購入者とも円滑な取引を希望されるのなら、取引相手には何の印象も残さず「大勢の取引相手の中の一人に過ぎない。」という認識に留める事。
相手の記憶に残る取引というのは余り好ましくありません。
評価コメントもオークションサイトが用意した定型文を一言一句改変せずに用いて無機質で機械的な取引に終始する事が重要です。
フリマサイトからの転向組に多いのですが、「はじめまして。」「よろしくお願いします。」などの形式的な挨拶文のやり取りも不要です。
ちなみに某フリマサイトでは売買のプロセスに直接関係の無い挨拶文のやり取りを運営が奨励しているようです。
システマチックなプラットホームを構築提供しつつ、利用者にはそれに逆行するかのような挨拶文によるアナログな対応を要求？
一体何を目指しているのか運営の意図する所が分かりません。
逆説的に言うならば、貴方は「挨拶は人として最低限の礼儀だ！」「礼文に対する返礼文が無い！」などと挨拶文や礼文を強要しているような面倒臭い出品者と取引をしたいですか？
本来、出品者と購入者は『売りたい者』と『買いたい者』であり、相互の利害が一致した対等な立場であるはずです。
僕は何百年と続く士族の子孫で茶華道と武道の経験者です。
厳格な日本家庭でお作法など厳しくしつけられて育ちましたが、システマチックに整備されたオークションに於ける物品の売買では挨拶文が無いからと言って必ずしも無礼に当たるとは思いません。
購入者に挨拶を強要したり、匿名取引なのに「無礼者！名を名乗れ！」と住所氏名などの開示を強要するなど一体何様のつもりなのでしょうか？
逆に出品者の品格を疑います。要は挨拶の有無や省略も適材適所ケースバイケースという事です。
「オークションも人と人とのお付き合い…」などともっともらしい主張を並べ立てて挨拶を強要するような輩は本当の意味で日本人の精神は持ち合わせておらず、日本人を装った得体の知れない何者かだと勘ぐってしまいます。
『誰でも良いから人と会話をしたい。』そういう構ってちゃんはガールズバーとかキャバクラに行って盛大にお金を使えば綺麗なお姉さんが貴方の下らない話をいくらでも聞いてくれます。
『常に人と繋がっていたい。』寂しい方は同じ主旨の方をSNSでフォローしたり、いいね押しまくって勝手に繋がって下さい。
世の中にタダの物など何一つ無いのです。他人の貴重な時間を割いて話を聞いてもらうには相応の対価が発生するという認識を持ちましょう。
オークションの質問機能や取引ナビ機能は有料のオプションにするか、質問を受け付けない設定を選択可能にして売買に不要なやり取りは極力制限する方向にシフトするべきだと思います。
自分をコミュニケーションや話術、マナーの達人だと思い込んでいる人や「俺は愛の狩人！ラブハンターだ！」と豪語している『自称恋愛の達人』が常識を欠いている例は少なくありません。
自分が馬鹿なのを全世界に向けてアピールするのは個人の自由ですが、会社の研修などで強制的に『その道の第一人者』や『成功者』と呼ばれるアホの戯言を聞かされる者にとってはいい迷惑です。
頭の悪い者ほど「先生。先生。」と煽てられると饒舌になってペチャクチャペチャクチャ喋る。世の中に自分で頭が良いと思い込んでいる人ほどタチの悪い物はありません。
本当に頭の良い人は愛想が悪く、余計な事は話しません。
不思議な事に当たり前の事を説くと異常者扱いされて村八分にされるのが日本の社会です。
