2019年03月08日
M34ウィリーピート 組み立て編
今回取り寄せたM34ウィリーピートの特長はサンプロのグレネード型BBボトルのヒューズとレバーを流用して完成させるKITである点です。
サンプロのグレネード型BBボトルは初心者からベテランまで、どなたのお宅にも1個ぐらいはあると思います。
驚くべき事にサンプロのグレネード型BBボトルは海外でも模型店やエアソフトガンを扱うショップなどで普通に売られています。
これはマイクロエースのコンバットシリーズ(プラモデル)にも言える事で、日本で海外製品が売られている事と同じと言えばそれまでですが、実際に海外で日常的に売られている光景を見ると少しびっくりします。
ヒューズとレバーのドナーとなるM67グレネード型BBボトルです。
しかし、そのままではレバーのアールが邪魔をして取り付ける事が出来ませんのでレバーに曲げ加工を施します。
①レバーの付け根を曲げます。角度は分度器を参考にして下さい。
②次にレバーの付け根から1cm の部分を曲げます。角度は画像を参考にして下さい。
③レバーのアールを取る為に金床など固くて平らな物の上でゴムハンマーなどを用いてレバーを叩きます。
画像のように平らになればOKです。
④グレネード本体にヒューズとレバーを取り付けるとこのような感じになります。
レバーの曲げ加工に自信の無い方はサンプロのフラッシュバン型BBボトルをドナーに使えば、そのまま使えて曲げ加工の必要はありません。
曲げ加工が終わったレバーはODに塗装してから組み付けると雰囲気が良くなります。
当たり前ですが、塗装後に曲げ加工をすると塗膜が割れます。
「M34ウィリーピートに組み合わせるヒューズとレバーの形状としては間違いである。」と指摘する方もおられるでしょうが、M34ウィリーピートにはサンプロがモデル化した物と同じヒューズを使った個体も存在します。
日本とは異なり米国は合理的な物の作り方をします。
ヴィンテージの古着にも言える事なのですが、60年代のライダースジャケットに50年代のファスナーが取り付けられているなど、年代の異なるパーツ同士の組み合わせは当たり前です。
勿論、後年にリペアされた訳では無く、製造時からの仕様です。
理由は簡単『余ってたから。そこにあったから。』ただそれだけです。
下らない事を「ギャーギャー」とSNSで騒ぎ立てる人達はお勤め先で何か嫌な事でもあったのでしょうか?
知識を振りかざしてさぞご満悦なのでしょうが、とても建設的な思考とは思えません。
健康の為に専門医の受診をお勧め致します。
ODに塗装をしたレバーをグレネード本体に取り付ければ組み立ては完了です。
出品は以下の4パターンとなります
ヒューズレバー組み込み済み完成品 ウェザリング無し/ウェザリング有り (ドナーとなったサンプロ製BBボトルが付属します。)
塗装済み半完成品 ウェザリング無し/ウェザリング有り
後期ライムグリーンも塗装が完了次第出品致します。いずれも数に限りがあります。
Posted by 老人ナイフ at 00:40
│各種ダミーグレネード