2020年03月02日
むしろ、こっち\(^^\)じゃね?
ラーナーのリストバンド続報です。
時計が取り付けられているのが分かるシーンで確認しますと、「むしろ、こっち\(^^\)じゃね?」となりました次第です。
「どーでもいいじゃん。」というお声が聞こえて来そうですが、生い先短い老人ほど往生際が悪くなるものなのです。
このスリットが決定的です。
前回の試作品はプラトーンの撮影時に装着していた物とプライベートでジョニーデップが愛用している物は同一という巷の情報を元に製作しましたが、どうやら全く別物のようです。
ベースになったのはナム戦ローカルメイドタイプウォッチベルト製作時にボツ案になったあの試作品です。
ご落札ありがとうございました。
土台の部分は元のままベルトは作り替えました。
作り替えるのもレザークラフトの楽しみ方の一つです。その点ではプラモデル製作と似ています。
スリットを設けた事により時計取り付け部分に調整機能が備わりました。
時計の厚みや腕回りのサイズによって調整が可能な仕組みです。
土台部分のヌメ革が頑丈過ぎて装着感がイマイチだった為、全体をオイル仕上げとしました。
加脂によって色が濃くなり、長年使い込んだかのようなヴィンテージ感が出ていると思います。
禁じ手である床面からもニートフットオイルを入れています。人によってはベタつきや獸臭を感じるかも知れません。
床面とコバにはロウを塗り込みました。
恒例のぐるっと一周。
今回は暫定仕様としてベルトを延長してあります。ベルトの長さが気になる方は剣先をカットして下さい。
対応サイズ約17~約22cmとしていますが、+-両方に調整幅の余裕があります。
しれっと手染め黒も出品しておりますが、全然納得が行かないので更に改良を加える予定です。
リストバンドに限らず老人の作品は既存アイテムも適時改良を加えています。
このような物でよろしければ、イレギュラー価格で出品しております。
その他老人のオークションは→こちらからどうぞ。