2018年10月05日
M6スキャバードを参考に…
ローカルメイドタイプシースのバリエーションを整理するに当たってピストルベルト対応型の形状を見直しました。
参考にしたのは大戦中に使用されたM3ナイフ用のM6スキャバードです。
ちなみにM3ナイフは着剣ラグが装備されていないマシンガン装備の兵士を中心に支給されました。
後の朝鮮戦争やベトナム戦争でも兵士の私物が持ち込まれた可能性はあります。
ご落札ありがとうございました。
ベルトのカシメを支点にベルトが回転してしまうので四方を縫ってありますが、コストを抑える為に大型のカシメに変更するかカシメ2個打ちに変更するかもしれません。
実物シースでもベルトの回り止めにリベットを追加した物が存在しています。
大型ベルトループでピストルベルトは余裕で対応します。
ベルトを追加してM3ナイフのように下肢に結束しても良いと思います。
ローカルメイドタイプシースで標準となるマチです。
パイロットサバイバルナイフはMCナイフほどブレード長がありませんので、この長さと厚みがあれば十分です。
実際にコードホールに革紐などを通して使っている方を殆ど見掛けませんが、パイロットサバイバルナイフシースの特徴的な部分なのでディテールとしては必要なのかなと思います。
実物シースなどを参考に色々と改良を加えていますから、当時物のローカルメイドよりもハイクオリティとなっています。
当方のシースは現在進行形で製作している物ではありますが現役と思われる方にお買い上げ頂いた事もあり、ある意味当方のシースも現代に於けるリアルなローカルメイドなのだと思います。
日本の老人が作ったシースが実際の戦場で使われているのかもしれません。
Posted by 老人ナイフ at 12:30
│ローカルメイドタイプ ナイフシース