2021年07月20日
ナム戦MP装備の必需品!
米軍MPスタイルのナイトスティックホルダーを出品しました!
ご落札ありがとうございました。
このタイプのナイトスティックホルダーはWW2より茶革の物が使用されており、米軍の革装備が黒に変更となった60年代から黒革仕様に更新されました。
更新当初は余剰品を後染めした物も使用されましたが、60年代や70年代の予算で生産された個体の存在も確認出来ており、ベトナム戦争で使われた物の全てが余剰品の後染めでは無さそうです。
ホルダーの外観からは分かりませんが、強度アップと型崩れ防止目的でホルダーとブラケット双方の接合部に補強のPP板を縫い込んであります。
ベルトループはピストルベルト対応。ブラケットはスイング方式です。
ナイトスティックの着脱はドットボタンによって行います。
ホルダーの表からは見えない部分ですが、ナイトスティックへの傷防止目的でボタン裏に縫い付けられているレザーパッチも忠実に再現しました。
リベットも実物と同タイプのカッパーリベットを使用しています。
米軍実物ナイトスティックの収納を前提に製作しております。
米軍ナイトスティックは50年代までのニス仕上げとそれ以降の黒塗りの違いはあれどWW2~80年代頃まで基本的には同じ形状です。
WW2以前の物は全長直径ともに大きく、形状も全く異なっていたようです。
※米軍実物であっても個体差により使用出来ない場合があります。他のナイトスティックへの適合を保証する物ではありません。
また老人が何か申しておりますが、スルーしましょう。
米軍実物ナイトスティックの収納例
米軍のナイトスティックホルダーには金属リング式の物も存在しますが、本格的に更新されたのはベトナム戦争以降の80年代頃だと思います。
ベトナム戦争期のMP装備であれば、金属リング式では無くこちらの旧型ホルダーをオススメします。
装着例
ナイトスティックは80年代の物でも代用が効きますが旧型ホルダーは殆ど流通していません。
売り物があったとしても状態の悪い物が多く、国内では入手困難となっております。
こんなマニアックな物を製作するのは国内では老人ナイフぐらいのものでしょう。
今回も「きっと必要としとる方がおる。」との老人の鶴の一声で製作と相成りました。
恐らくホルスターやシースに比べると需要は低いと思われ、僕は製作に反対しましたがね。
僕は老人ナイフのスポークスマン的な役割を担っており、本職であるショップ店員としての経験値に基づいて老人に意見具申をすることはありますが、全ての指揮決定権は主宰者たる老人にあります。
勤め先のバイヤーがアレな人で「こんな物売れるかー!お前売ってみんかい!」というような謎チョイスのアイテムを送ってきます。
店長もジャーマネや幹部が店に来た時や会議の場で僕を猛プッシュしてくれているらしく、早く社員になってバイヤーとして海外買い付けに行ってみたいです。
現場でお客さんの生の声を聞いているから、何が売れるか一番知っているのはバイヤーでは無く僕達ショップ店員です。
仕入れをさせてもらえるのなら自信はあります。
ミリタリー趣味の方からのオーダーは一切受け付けておりませんので、革装備で何か製品化してもらいたい物があればSNSや某匿名掲示板などで老人ナイフを名指しして「老人ナイフ○○作ってくれ!」と投稿して下さい。老人ナイフへの悪口も忘れるなよ!
海外サイトで実物を確認しますから、英語の正式名称や画像などが添付されていると尚良し。
試作品として製作した物もイレギュラーとして出品しております。
ご落札ありがとうございました。
1円でも安い物をお探しの方や「使えれば良い。」という実用本位の方にオススメです。
※レギュラー版とは仕様が異なります。
その他老人のオークションは→こちらからどうぞ。
お陰様で
ミリブロ全国総合ランキング112位
ナイフカテゴリー2位
アウトドアカテゴリー4位
地域別カテゴリー4位 を獲得することが出来ました。(2021年7月20日現在)
いつもご愛読頂きありがとうございます。
Posted by 老人ナイフ at 12:34
│米軍ナイトスティックホルダー│オークション