2020年02月21日
米軍ショルダーホルスター用パッド製作
米軍ショルダーホルスター用パッドを製作しました!
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色はホルスターに合わせてヌメ革ナチュラルと手染め黒をご用意しました。
M3ショルダーの後継であるM7ホルスターでは標準装備となったショルダーパッドですが中古ホルスターを購入すると欠損している場合もあり、代用品として補修にお使い頂けます。
製作にあたり複数のM3ホルスター(レプリカ)のベルト幅を調べてみた所、大戦初期の約3cm幅では無く約2cmになった大戦末期仕様の再現でした。
このベルト幅の違いについては大戦末期にM7ホルスターに更新される直前の過渡期仕様だとか、諸説ありますが単純に物資不足によるコストダウンが要求された結果だと老人は考えています。
物資が不足していたのは何も独軍や日本軍だけでは無く、戦域がヨーロッパから太平洋域にまで拡大し際限無く物資を飲み込む消耗戦に突入した米軍も同じでした。
現に航空機搭乗員が着るジャケットなどはコストが掛かる革素材から内張りがアルパカの綿素材に変更されたり、実に様々な物が物資不足の影響を受けています。
今回製作したショルダーパッドは現在レプリカとして一番多く流通している思われる約2cm幅のベルトに適合するように設計しました。
くどいようですが、後継であるM7ショルダーホルスターにも約2cm幅のベルトが採用されています。
取り付けはパッドのスリットにベルトを通すだけです。
本来M3ホルスターには装備されていないショルダーパッドですが、肩に掛かる重量を分散させ装着感の向上や疲労軽減に効果があります。
1回15分程度のサバイバルゲームとは異なり、長丁場であるリエナクトメントでは実戦同様に快適性や疲労軽減が重要であると考えます。
重装備の空挺やBAR射手の皆様いつもご苦労様です。
装着例はM3ホルスターですがM7ホルスターにもお使い頂けます。
素材が革ですのでベルト幅や革の厚さ1~2mm程度の違いは融通が効きます。最初は多少タイトでも使っている内に革が馴染みます。
逆に緩いとパッド泳いで肩の位置からズレてしまいます。
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Posted by 老人ナイフ at 18:33
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