2019年06月22日
オークション売上金の振込が有料化
オークション運営会社は2019年8月28日以降の売上金から今まで自動で受け取り口座に振り込まれていた売上金の受け取り方法を出品者からの振込依頼形式に改め、振込1件につき100円の有料にする事を発表した。
個人出品者の大半が当方のような年金生活者だったり、生業での収入不足を補填する事が目的の中産階級以下と考えています。
これは生活費として売上金を直ぐに引き出したい出品者にとっては大打撃であると言えます。
振込1件につき100円掛かる手数料を回避するには①②の方法があります。
手数料 チャージ/入金のタイミング
①PayPayへのチャージ 無料 即時
②ジャパンネット銀行口座への振込依頼 無料 365日 土日夜間いつでも入金
③その他口座への振込依頼 1回100円 翌営業日(平日)に入金 ※
※ 振込依頼が13時以降の場合は翌々営業日の扱いになります。また、ゆうちょ銀行口座の場合、さらに2営業日かかります。
受け取り口座をジャパンネット銀行以外に設定している出品者は振込依頼の回数を減らして手数料を節約するぐらいしか対策がありません。
今回の変更は実質的なPayPayとジャパンネット銀行への誘導と思われても仕方が無いような内容となっております。
変更に伴いジャパンネット銀行に新規口座を開設するオークション利用者は確実に増えるでしょう。
これは近い将来、売上金の受け取り口座をジャパンネット銀行に一元化する事が目的の布石なのではないでしょうか?
オークション利用者の為の変更とは考えにくいと感じている利用者は老人だけでは無いはずです。
今回の改悪で老人が以前から主張している
出品者のオークション離れ→個人出品者の魅力のある出品物減少→プロ、セミプロの出品増加→ネットショッピングとの差別化が出来なくなる。→入札者減少
という負のスパイラルが加速するのは疑いようがありません。
オークション運営は改悪の度に「これからもご利用の皆様により良いサービスを提供してまいります。」と主張するが、得をするのはオークション利用者とは到底思えません。
一体得をするのは誰なのでしょうか? 各個で考えてみて下さい。
Posted by 老人ナイフ at 01:19
│老人のオークション処世術