2019年03月06日
M34ウィリーピート 塗装下準備編
国内で老人が塗装をする事となった海外リエタクター製M34ウィリーピートの塗装を何回かに渡ってご紹介させて頂きます。
今回は塗装前の下準備編です。
KITの状態から仕上げて行くので、まずはバリを取ってパーティングライン(合わせ目)を消して行きます。
画像に写っている赤い工具はドレッサーと呼ばれるヤスリの一種で主に荒削りに使います。
ある程度の個数を仕上げる場合はリューターがあると効率良く作業が可能です。
パテを使うほどの大きな気泡はありませんでしたので、微細な気泡を瞬間接着剤で埋めます。
瞬間接着剤は一度開封すると長期保存は出来ません。
高価な接着剤を購入しても硬化して無駄になる量の方が多いです。
上画像は100均ショップで売られている少量の物が4個セットになった物です。それを使いましょう。
この程度の気泡ですと、パテよりも瞬間接着剤を充填した方がパテの無駄も無く効率的です。
アルテコなどの硬化促進剤を併用すれば更に作業効率が上がります。
瞬間接着剤の食い付きも良くなるので、むしろ使った方が良いです。
瞬間接着剤の完全硬化後にヤスリで整えます。
最後にグレネード全体を番手の細かいナイロンヤスリで足付けをすれば塗装前の下準備は完成です。
足付けをする理由は表面を荒らしてプライマーや塗料の食い付きを良くすることが目的です。
曲面で構成されている物体の足付けには形状に追従するナイロン素材のヤスリが向いています。
紙ヤスリのように削り粉で目詰まりの心配もありません。
次回は塗装編です。
Posted by 老人ナイフ at 12:32
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