2018年12月07日
茶芯エイジング
本日はナム戦ローカルメイドウォッチベルト手染めヌメ革のエイジングをご紹介したいと思います。
画像は適時オイルで加脂しながら約2年間使用した個体です。
当時はブログを開設していなかったので使用前の状態を画像に収めてはおりませんが、画像上段のような黒に近い茶色でした。
日焼けにより全体的に染料の黒が抜けて下地の茶色が浮き出ているのが分かると思います。
いわゆるアメカジ用語で用いられる『茶芯』エイジングの状態です。
※染料や加脂剤の種類、加脂の頻度、使用環境で必ずしも同じ結果になるとは限りません。
革の断面をご覧頂ければお分かり頂けると思いますが染料で芯通ししていないので茶芯のエイジングになります。
染料で芯通ししてあるといつまで経っても革は染めた色のままです。
古い革製品は染料で芯通ししていない物が多く茶芯はヴィンテージ特有のディテールの一つとなっています。
老人製はウォッチベルトもナイフシースも昔の製法を再現してあります。
ベルトには使用に伴いクセがついていますが、革はまだまだこれからといった状態。
革は手入れ次第で人間の寿命以上に長持ちします。
染めていないヌメ革のエイジング(画像下段)も捨てがたい物があります。
この辺りは好みが別れる部分だと思います。
ナム戦ローカルメイドタイプウォッチベルトはナム戦リエナクトでの使用に限らずタウンユースでもお使い頂けます。
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