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老人ナイフ
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何処にでもいる普通の老人です。

2018年12月06日

レザーグリップの製作

レザーグリップの製作


製作中のハイブリッドダミーナイフはある程度カタチになっています。


レザーグリップの製作
レザーグリップの製作


ハイブリッドダミーナイフとは従来のブレードからグリップまでオール樹脂成型の構成からグリップを実物ナイフ同様のレザーワッシャー積層構造とすることにより、更なるリアルさを追求した究極のダミーナイフです。


レザーグリップの製作
レザーグリップの製作


「それならば、いっそ実物ナイフの刃を削って切れなくしてしまえば?」と考える方がおられるかも知れません。

しかし、いくら刃を落としても本物のナイフであることに変わりは無く、刃物の持ち込みが禁止されているサバイバルゲームフィールドやイベントに持ち込めば出入り禁止などの厳しいペナルティが課せられるでしょう。

だから、非金属素材であるダミーナイフの存在価値があるのです。

(画像2枚目はオール樹脂製のダミーナイフを塗装した物です。)


レザーグリップの製作


画像はレザーワッシャーを積層した状態です。
グラインダーやリューターなどでカタチを出して行きます。

レザーワッシャーグリップのリペアも手掛けていますから、この辺りは手慣れたものです。
依頼者曰く国内では修理を受けてくれる店が無いそうです。

※リペアは地元ハンターなど知り合いのみの受け付けです。


レザーグリップの製作


荒削りを終えた状態です。

木工旋盤があればより綺麗に形状出しが出来ると思います。

現在は円形の抜き型を使用している都合削る作業が増えていますが、量産化することになればタガネ屋さんに楕円形の抜き型の製作を依頼して削る作業を極力減らし作業効率を上げるつもりです。


レザーグリップの製作


後は紙ヤスリで形状を整えて革の断面の表面処理を行います。

表面処理をしてバフ掛けをすると断面は木目のように美しくなります。

ブレードやヒルト、エンドキャップは樹脂製ですから、樹脂パーツの塗装作業を終えた後にレザーハンドルを組み込むことになります。


レザーグリップの製作


金属パーツが樹脂パーツに置き換わっているだけでパーツ構成や組み立て方は実物ナイフと全く同じです。





なにぶん年金暮らしの老人の趣味で製作していますから、事業のように潤沢な資金がある訳ではありません。
売上金は次のアイテムの材料費に回して何とか創作活動を続けています。

オークションは材料費程度で出品している為、材料費の回収もままならず色んな構想やアイデアはあっても全く身動きが取れない状態です。

物作りをした事が無い方には到底理解出来ないかも知れませんが、簡単な構造の物でも量産化には数万円単位の資金が必要となります。





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