2018年09月06日
米軍パイロットサバイバルナイフタイプシース その6 砥石ポケット成型
米軍パイロットサバイバルナイフタイプシースの砥石ポケットをウェットフォームで成型します。
大きな工場だとスチーム(蒸気)に当てた革を金型でプレスしている作業です。
ハンドガンの形そのままに成型されたホルスターなども同じ技法で作られています。
最近は硬質ウレタンなど木材以外の素材で型を作る職人が多くなりましたが、当方では湿らせた革の余分な水分を吸い取ってくれる効果が期待出来る昔ながらの木型を使っています。
木型のクランプを外して行きます。
木型はこのようなパーツ構成となっています。
ぴったりと砥石が収まります。
余分な部分をカットします。
ボタンを取り付ければ砥石ポケットの完成です。
次回は縫製編です。
Posted by 老人ナイフ at 00:07
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