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老人ナイフ
老人ナイフ
何処にでもいる普通の老人です。

2020年10月24日

日本製RANDALL風ナイフ

ランドール


RANDALL M18タイプシースの試作品が完成しました!

こちらは国産のRANDALL M18風ナイフとセット出品になります。

オークションは→こちらからどうぞ。

ご落札ありがとうございました。


ランドール
ランドール
ランドール
ランドール


シースは試作品ですので、イレギュラーとさせて頂きます。


ランドール


実物との比較

ナイフに興味の無い僕から見れば2つとも同じ物なのですが、また老人が→SOGナイフシースを再現した時みたいにレザークラフト新担当のボンクラにダメ出ししてくれるでしょう。

身内であってもボロカスにこき下ろされるのが老人ナイフです。なにせ元々人間が嫌いな者ばかりなのでね。

そもそも当時物のRANDALLなんて、誰もがおいそれと買える値段では無いので立体の資料としても面白いのではないでしょうか?

スタート価格は実物の相場の約10分の1程度に設定しています。


ランドール


外周の全てにマチが入るタイプのシースです。

素材には国産ヌメ革を使用。使用に伴い飴色にエイジングして行きます。


ランドール


赤丸で囲んだ部分にステッチの乱れがありますが、使用には影響ありません。


ランドール


ベルトループはピストルベルト対応です。

RANDALLシースの特徴的なコードホールも再現してあります。


ランドール
ランドール


ベルトはヒルトで固定する方式です。


ランドール
ランドール


ランドールの砥石ポケットは底が内側に折り込まれているのが特徴です。

シースに砥石は付属しませんが、セットになっているナイフに付属する砥石を収納することが出来ます。


ランドール


シースの先端にはコードホールが備えられています。


ランドール


次にセットとなるRANDALLタイプのナイフです。


ランドール
ランドール


老人邸にてこの様な箱入りの状態で発掘しました。本人曰くナイフの存在すら忘れていたようで完全な未使用品と思われます。

老人に記憶が無い為、いつ頃購入した物なのかは分かりません。

最近の老人は昨日の出来事ですら覚えていません。毎回一から話さなければならないのは非常に疲れます。

老人によれば「80年代は空前のサバイバルナイフブームで海外有名メーカーを模した日本製ナイフが氾濫していた。」との事。

兼常のパイロットサバイバルナイフなどが日本製ナイフとして有名です。

レターパックプラスの規定サイズに収める為、元箱は折り畳んでの発送となります。


ランドール

実物との比較

ハンドルが中空構造のサバイバルナイフの始祖であるRANDALLのM18アタックサバイバルナイフをモチーフにしていると考えられます。

サイズもほぼ同じです。M18は後のサバイバルナイフに大きな影響を与えました。

エンドキャップの形状が大きく異なりますが、このような形状を持つ実物の存在も確認出来ています。

RANDALL自体が手作りですから、色んなバリエーションやカスタムが存在します。


ランドール
ランドール


ブレードの素材こそ炭素鋼ではありませんが、ハンドルはステンレス、ヒルトとエンドキャップは恐らく真鍮で素材の構成も実物に似せて作ってあるようです。


ランドール


簡易的に計量した所、約397gでした。

持った感じは中空ハンドルの割には重量バランス良く仕上がっています。


ランドール
ランドール


ブレードの形状も非常に良く似ています。


ランドール


ブレードの付け根にTAYLOR/SETO SURGICAL JAPANの表記があります。

SETOは刃物で有名な岐阜県関市の瀬戸ナイフを指しているのでしょうか?いわゆる海外でも評価の高いSETOメイドってやつ?

SURGICALはブレードの素材が医療器具にも用いられるサージカルステンレスであることを表していると思われますが、JAPANはブレードの素材であるサージカルステンレスが日本製なのかナイフ自体が日本製なのかイマイチ分かりません。

世界の工場たる某国の表記は何処にも見当たらず、某国製であればわざわざSETO JAPANと表記する事も無いでしょう。

日本製ナイフと思われます。


ランドール


ヒルトの形状もランドールM18に似ています。後加工でヒルトを作り直せば、よりM18に近づくでしょう。


ランドール


製造コストの問題でしょうか?ハンドルには実物のようなローレット加工はされていません。


ランドール
ランドール


エンドキャップは防水Oリングのついた真鍮のネジ込み式となっており、ハンドル内にはサバイバルキットが収められています。


ランドール


サバイバルキットも未開封の状態で中身を取り出しての確認は止めておきました。

外観から確認出来たのはマッチとテグス(釣糸)です。


ランドール


ナイフ付属のシースはお世辞にも格好良いとは言えないナイロン製の物。

このブサイクなナイロンシースがRANDALLタイプレザーシースの製作を決断させたと言っても過言ではありません。


ランドール


砥石も新品でビニール袋に入ったままでした。


ランドール
ランドール


やはりオールドスクールなデザインのナイフにはレザー素材のシースが似合いますね。見映えが違います。


ランドール
ランドール


『プアマンズランドール』『レプリカ』と嘲られようが、実用派の方には貴重過ぎて結局使えない当時物よりは遥かに良いと思います。

1969年に発売された初代フェアレディZも最初は『プアマンズポルシェ』と揶揄されましたが、後に世界一売れた傑作スポーツカーとなりました。

要は値段と品質のバランスに秀でた物は後発でも十分通用するという意味です。


ランドール
ランドール
ランドール


ちなみにこのシースはパイロットサバイバルナイフ5インチブレードも収納可能です。

シースに余裕があるので初期の6インチモデルでもいけそうですが、現物による確認が取れていません。


ランドール


お得なセットですので、是非この機会に!

その他老人のオークションは→こちらからどうぞ。





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