2020年02月28日
ラーナーのリストバンド その2
ラーナーのリストバンド試作品が完成しました! 試作品はイレギュラーとして出品もしております。
ご落札ありがとうございました。
ボツ案になった過去の作品(画像右)との比較
興味の無い方には同じ物に見えるでしょうが、各部のバランスを見直してあります。
プラトーンの劇中同様、ウォッチベルトとしての機能が備わっています。
同じアングルでリベンジ。 かなり近くなったのではないでしょうか。
鮮明な画像が無く、全く同じには作れないのでイメージ優先で仕上げています。
素仕上げ無染色無着色のヌメ革で製作しているので、最初はキナリ色ですが使用に伴い劇中のような飴色に変化して行きます。
画像は同じ革を使用して製作したローカルメイドタイプウォッチベルトを数週間使用したエイジングサンプルです。
ヌメ革の特性をご存じない方はキナリ色の革を目にすると不安になるでしょうが、心配しなくても色は濃くなって行きます。
腕回りは約17cm ~約22cmに対応しています。
ちなみに画像1枚目が実物と同型と呼ばれている物です。製作品では各部のバランスを見直してあります。
ベルトを細い物にする事も考えましたが、華奢になりすぎてレディースアイテムみたいな外観になるのがオチなのでやめました。
装着した時の見え方は重要な要素だと思います。
ぐるっと一周。
試作品なので床やコバの処理はしていません。革は断ち目のままです。
革製品は断面を処理した方が耐久性が上がりますが、未処理の素朴な雰囲気も捨てがたいものがあります。
官給品のパイロットナイフ用シースなどもそうですが、海外製の革製品には最初からこういう仕上げの物も多いです。
細かい部分が無性に気になるのは日本人ぐらいのものです。これは日本人特有の国民性だと思います。
だからこそ精密な考証や再現が出来るとも言えます。C○MAの新ラインナップも日本人に監修をさせたら良い物が出来たでしょうに…
時計はDAISO製ミリタリーウォッチを組み込んであります。 同等サイズであれば他の時計に交換することも可能です。
上画像のローカルメイドタイプウォッチベルトと比べると約2倍の革を使用しており、レギュラー品になるとグッとスタート価格も上がります。
そもそもコスト面でボツ案になった物ですから、レギュラー品を製作するかも未定です。
イレギュラー理由が気にならない方やラーナーを気取りたい方にオススメです。
ファッションアイテムとして普段使いにも良いと思います。
その他老人のオークションは→こちらからどうぞ。